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2007年 10月 29日
Tehran Times(10月28日付)
(1)駐レバノンイラン大使は27日新聞のインタビューに答えて、イラン政府はレバノン国民の選択した大統領を支持する方針だと述べた。レバノンの大統領選挙は10月23日に予定されていたが、候補者の調整に時間を要していて11月12日まで延期されていると説明している。 (2)ナジャル防衛大臣は27日イランのミサイルは他国に脅威を与えるものではないと述べた。このミサイルはイランの領土を侵す敵にのみ発射されると説明した。ブッシュ大統領は最近イランのミサイルは2015年までには米国やヨーロッパを脅かす存在になると述べている。 (3)トルコ・エルドガン首相は27日、イラクとの間の国境紛争の調整が失敗したことを受けて、クルド人反政府グループを攻撃するため北部イラクへの侵攻を命令した。トルコ軍は既に国境地帯に戦闘機等に支援された10万以上の兵力を集中させている。米国は両国の調停に参加しており、大規模な侵攻に反対している。 (4)モタキ外務大臣は27日、イラン訪問中のブルガリア外務副大臣と会談し、イランはあらゆる分野でのブルガリアとの経済協力に関心のあることを表明した。 (5)外務省は27日、第15回中央アジア・コーカサス国際会議を10月29-30日に主催することを明らかにした。会議ではNATOの拡大の影響に関して検討されることになる模様。 (6)イラン石油省関係者は、イランは2011年までにはガソリンの輸出国になると述べた。しかしこれはガソリンの消費がこれまでの傾向と変化がないこと、ガソリンの輸入に対して60億ドルの年間予算が確保されることが前提であると説明している。 (7)国会エネルギー委員会副議長スダミ氏は、中東の緊張関係が継続すれば、原油価格は120ドルまで値上がりするだろうとの見通しを述べた。
by hkurakata
| 2007-10-29 02:29
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